2021/9/13

【最新】リモートでの「企業カルチャー」の作り方

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この記事は、Quartzによる会員向けニュースレター「How to(ハウ・ツー)」から一記事の翻訳です。
INDEX
  • ①企業文化が生き続ける場所
  • ②おすすめのカルチャー醸成法
  • ③「脱線」のススメ
  • ④賢者の言葉
  • ⑤英語でもっと読み、見て聴く
コロナ禍で、文字通り一夜にしてリモートワークが標準になったビジネスシーン。そんななか、企業リーダーは自社の文化が失われてしまうのではないかと心配している。
これまでの人間関係と、長年をかけて浸透してきた行動規範を頼りにすれば、たしかにデジタル領域でも企業文化らしきものは維持できるかもしれない。
実際、QuartzとQualtricsが2020年7月に世界のビジネスパーソン2100人に聞いたところ、自分の職場文化はコロナ禍の前と同じか改善したと答えた人が85%にのぼり、悪化したと答えた人は15%にすぎなかった。
だが、それが何カ月も続くとどうなるだろう。
廊下ですれ違ったとき肩を叩きあったり、祝祭日のパーティーを開いたり、対面でフィードバックをやり取りしなくなって1年半。このままでは2年にもなりそうだ。
かつて、クールな設備の共同キッチンや無料の健康ドリンクによって定義された企業文化は、どうすればスクリーンを超えて共有できるのか。どうすれば、オンラインで新人研修を受けた新人たちは、企業文化のエッセンスを身につけられるのか。
これに関しては、いい知らせと、悪い知らせがある。

①企業文化が生き続ける場所

  • 悪い知らせ:全従業員が毎日オフィスに出社するのでない限り、もはや物理的な空間を企業文化の中心に据えることはできない。
  • 良い知らせ:企業文化は物理的な空間以上のものだ。つまり、あなたが望む企業文化を育てる方法は、まだたくさんある。