子供時代の「体験」が成長に及ぼす効果とは文科省調査
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21世紀青少年
2万人の追跡調査により
わかった「幼少期の多様な体験こそが重要」
という当たり前のこと。
> 小学生の頃に体験活動の機会に恵まれていると、高校生の頃の自尊感情が高くなる傾向が、家庭の経済状況などに左右されることなく見られるなどのことが分かりました。
> 文部科学省としては、現在、新型コロナウイルス感染症の影響により青少年の体験活動が減少していることから、短期の自然体験活動における感染症対策に関する調査研究を行うとともに、体験活動の機会の提供、CSR活動等により体験活動の提供を実践する企業の表彰といった取組を通じ、青少年の体験活動の推進に努めていきます。
田畑や地域資源を最大限に活用して
大人も子どもも本気で遊べる地域を作ることこそが未来への投資だと信じています。経験的には納得のいく結果ですが、
一つ一つの調査の意味をしっかりと考えなければいけないように思います。
お手伝い、が自尊心に与える影響は何なのでしょうか。
おそらく、「役割を与えられそれを果たす」ということで、自己有用感が高まり、また、家族から褒められる、感謝される、認められる、家族自体の関係が良好になる、などのプラスの効果があることと思います。
間違っても、あなたの為だからというような論調で、お手伝いを強要するなどしてはならず、逆効果であるように思います。
また異年齢の子供と遊ぶと言う体験は、アルバート・バンデューラが提唱したモデリング学習の1種かと思います。
年上の子供を模範として、自身の行動を振り返る。
年下の子供に模範となろうとして、自己の行動を律したり、改める。
以前部活を指導していた際にも、中学生や小学生を招いた際には、生徒たちが見たことがないほど真剣に取り組み、小中学生を教えていたことを思い出します。
また大学生のコーチを招いた際には、やはり見たことがないほど背筋を伸ばして話に耳を傾けていました。
自然の中の体験ということについては、自然というのは、ゲームやおもちゃのような遊び方の決まったものとは違い、創造的な関わり方ができる上に、様々なノイズ刺激が多く五感を刺激されることが重要のように思います。
自らが能動的に自発的に取り組み、一つ一つ手ごたえを経て成長していく。
そうしたことが、生きる力につながる。
学校における一斉授業で最も欠けている視点で、新しい学習指導要領がアクティブラーニングを取り入れた1番の理由でもあるように思います。体験が成長に及ぼす効果と聞くと納得ではありますが、なかなか昨年から体験に結びつけにくいですね。
お手伝いや読書習慣などは出来ますが、体験型XXというものが今の過ごし方として体験できないため、体験を通じて自然と学ぶ力に影響を与えないかと気になってしまいます。
平面の画像から得る情報だけでなく、触った感触として学ぶ力をもっと増やしてあげたいと思います。
私は畑をやっているのですが、種まき、畝づくり、肥料やり、収穫など一連の体験は、これは私が楽しんでしまっておりますが、子供達にも土いじりとしても良い体験なのではと思っています。