【必修】デジタルを動かす「プログラミング・ネイティブ」を育てる
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注目のコメント
毎回同じ発言で恐縮ですプログラミングが必修されることで
・逆にプログラミング嫌いを大量に生み出してしまわないか
・受験に向けて「これだけやっておけばよい」とか「このテクニックが重要」など変な最適化がなされないか
・プログラミングの楽しさ、奥深さをちゃんと伝えられているか(これだけできるのだから完璧、といった変な万能感を受け付けてないか)
などが気になります。
カリキュラムは様々だと思うのですが、授業で習う内容とリンクさせると面白いと思うのです。
・モンテカルロ法を使った円周率の計算
・ペットボトルロケットを遠くに飛ばすための計算
・メンデルの法則(生物の遺伝の話です)の計算
・モンティ・ホール問題など直感的に納得行かない問題の計算
など。
我々が提供している1年生向けの講義では、その子らが解いてきた入試問題をPythonで数値計算的に解くということもやらせることがあります。そうすると、「解析的ではないけどあんなに苦労した問題がこんなにも一瞬で・・・・」と楽しんで解いてくれます。GIGAスクールもはじまり、学校とのコミュニケーションは、ある日はオンラインで、ある日は登校してといったハイブリッドでの登校スタイルまで可能となりました。既に子供たちは端末を使うことは最初から慣れており、そもそも好きだから、勉強という位置付けではなくどこかゲームをやっている感覚で、色々な宿題に取り組んでいます。宿題の出し方も以前と違って、友達の宿題結果を共有しながら観察しようとか、友達のアウトプットにコメントを入れようですとか、自分だけの宿題の空間が広がった感覚です。端末だからできることですね。
プログラミングも最初の入り方は、勉強というよりはゲームの延長のようなイメージでさわっていますので自然とロジックの組み方、プログラミングとはどういうものか、何が生み出されるのかを体験できるのが良いですね。
先日、日本での女性が理系に進む割合の低さがテーマになっておりましたが、EdTechがより一層進み、小さい頃から理系の分野なのかそうでないのかを認識する前から自然とSTEMの領域に関する知識が入り込めば、将来プログラミングなどにもっと興味をもち理系に自然と進む割合も増えるのではと期待しています。小中学校でプログラミングが必修化され、デジタル・ネイティブならぬプログラミング・ネイティブ世代が育ち始めています。彼らはスマホやPCなどのデジタルに幼いうちから触れるだけでなく、テクノロジーの仕組みに触れている。
これが今後の世の中にどういうインパクトをもたらすのか。サイバーエージェントとスプリックスのジョイントベンチャーが手がける「QUREOプログラミング教室」のお二人に聞きました。
「1万人のエンジニアより1億3000万人のプログラミング・ネイティブを」。公教育だけで子どもが育つわけではないし、地域や環境による教育機会の格差もまだある。それでも、これから裾野が広がりテクノロジーのリテラシーは向上していくんだと感じられました。