2021/9/16

【深井龍之介×北川拓也】物理学と社会科学の意外な「共通点」

リベラルアーツについて語りながら、世界を捉え直していく「a scope」。
物理学者で楽天常務執行役員の北川拓也さんをゲストに迎えた前回は、物理学者のものの見方や、ビジネスでの生かし方が語られた。
後半となる今回は、ホストの深井龍之介さんが得意とする社会科学との共通点・相違点や、私たちの生活に今後大きく影響するとみられる、量子力学テクノロジーを紹介していく。
本企画はPodcastで「完全版」を無料配信します。深井さんと北川さんの対談を全4回で配信。第1回第2回第3回第4回はこちらからお聞きください。

また、AppleSpotifyをはじめ、外部プラットフォームでも配信いたします。ぜひともフォローください。
INDEX
  • 「真実は一つ」とは限らない?
  • 物理学は「人間」を扱えるか
  • 「理解する」とは何か
  • いまホットな物理学の新領域

「真実は一つ」とは限らない?

──前回は北川さんに、物理学者は世の中をどんなふうに見ているかを伺いました。
深井 「物理学的にものを見る」とはこういうことなんだ、ととても興味深かったです。こうした見方は新しい視点の獲得になりますし、今の自分との差分を意識していただくと、より楽しめると思います。