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タリバン「全土制圧」宣言=反対勢力は否定―アフガン

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    パンジシール州の州都がターリバーンに占領されたのは事実です。抵抗勢力のアフマド・マスード氏の父親、故マスード国防相は、1980年代、故郷のパンジシール渓谷に立て籠もって、ソ連軍の侵攻を9度耐え抜いたことで名をあげました。
     パンジシール渓谷というのは、州都から山奥に伸びていて、途中でいくつもの谷間に枝分かれしています。9度耐え抜いた、というのは、ソ連軍が攻めてくると、州都をはじめ渓谷もある程度は占領されたのですが、そのたびに枝分かれした谷間のどこかから逃れて、ソ連軍がいなくなるとまた出てきて、攻撃を仕掛けていた、ということです。
     今の抵抗勢力もこの状態で、パンジシール渓谷のどこかに隠れています。ただし、アフマド・マスード氏自身は生きていますが、今週初めに一族衆をはじめ、主だった部将や側近もあまた討死しました。
     パンジシール渓谷というのは、楠木正成の千早城のようなもので、立て籠もっていれば「負けぬ戦」は長期間できます。しかし、もともと渓谷の外に打って出られるような兵力は無く、大きな外部勢力、それこそ米軍などが来ないと、勝てる見込みはありません。


  • 暦オタ・ガジェオタ・ミリオタ・時々謎のPro Picer

    タリバンはアムルッラー・サーレハ元第一副大統領とアハマド・マスード司令官率いるアフガニスタン民族抵抗戦線(NRF)の最後の拠点パンジシール渓谷に攻勢をかけ、パンジシール州の州都バザラックを陥落させるとともに、パンジール州を制圧。
    アフガニスタン全土の平定に成功しました。

    今回タリバンは3000メートル級の山々に囲まれた渓谷の谷間からではなく、密かにグリバハールからタクワまでの山間部を通過してNRFの拠点を個別に分断。
    ファフィム・ダシュティ報道官、故マスード将軍の甥であるウォドドアド将軍など軍幹部を戦死させるとともに、NRFの戦力をほぼ壊滅させました。

    その後山上からバラザックを攻撃すると共に、イスラム法学者を派遣して現地の長老らに降伏を促し、難攻不落と言われたこの山岳要塞の攻略に成功したようです。

    またこの攻勢にはパキスタン軍が加わっていた模様で、パキスタン軍の中国製ドローン彩虹4が投入され、マスード司令官やサーレハ元副大統領をピンポイントで狙った空爆が実施されたとのことです。

    当初NRFはこの報道を否定していましたが、先ほどマスード司令官が音声メッセージを発表し、アフガニスタン全土がタリバンの手に落ちたことを認めると共に、タリバンへの抵抗を継続するための蜂起を呼びかけました。

    マスード司令官が現在どこにいるかは不明ですが、サーレハ元副大統領とともにタジキスタンに逃走したとの報道もあります。

    タリバンが40年ぶりにアフガニスタン統一を果たしたことで、国際社会としてはタリバンを正当な政府として認めざるを得ずなくなりました。
    今後各国ともにこの厄介者とどのように付き合っていくのか、模索していくことになるでしょう。


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