全国学力テスト結果 休校の長さによる正答率の差 確認されず

コメント

注目のコメント

• 井上 裕美

  日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社 代表取締役社長

  ・2021年08月31日

  高学年の子供さんはある程度これまでの友達や先生との関係性や勉強の仕方に経験があった中ですが、低学年で、特に1-2年生は最初からコロナ禍で学校が休みとなってしまったり、分散登校が始まったりと環境変化が激しいために、影響が出ないかもう少し見守りたいと思います。
  特にオンラインの授業とのハイブリッドも高学年の子供さんであればオンラインの端末操作やオンライン上で受け取る情報を教育として学ぶことができると思いますが、低学年ですとまだこの端末を使いこなせるかどうか、人によって差が出てくるように思います。家にいるときに、例えば親の操作の補助があるかどうか、両親が働いている家庭ですと一人で受講することは厳しいですし、サポートの可否によっても様々な結果につながると思います。
  勉強という軸以外でも、生活面での影響も気になります。最初から当たり前のように給食は一人で一言も話さずに音楽を聴きながら前を向いて話す、食事の配膳も先生や大人が集中的に行うなど、さまざまな制約がありますので、本来自然と学んでいるはずの情報や行動が欠けてしまわないかなど、今後も様々な視点でも観察したいと思います。
• 讃井 康智

  ライフイズテック 取締役 最高AI教育責任者

  ・2021年08月31日

  全国学力テストの速報値です。
  コロナ休校は学力以上に、子どもたちの意識面や生活面への負の影響もあった可能性がありますね。
  
  また、記事後半にあるように休校の影響は地域や家庭環境によってかなり違う可能性があるため、詳細な分析を待ちたいと思います。
• 中村 卓

  教育と金融（主に保険）の仕事 代表

  ・2021年08月31日

  ちなみに、このテストによる学力の分布と、四谷大塚の全国統一テストにおける学力の分布はまるで違います。僕は、両方正しいと思っています。これだけみて、日本の子供たちの学力を論じるのは片目だけで見ることになると思います。