2021/9/3

【岡田光信】「頭の中の理想」を現実に変えるシンプルな方法

キアラシ ダナ

NewsPicks記者

2021年3月、世界で初めて宇宙に漂う人工的なゴミ（デブリ）の除去技術を実証する衛星が打ち上がった。8月には世界初の模擬デブリ捕獲に成功した。手掛けたのは日本の宇宙ベンチャー、アストロスケールだ。

この問題は世界的に課題とされながらも、30年以上解決されてこなかった。そこに一石を投じたアストロスケールの岡田光信CEOは、創業まで宇宙に全く関わってこなかった「素人」だった。

なぜ、岡田氏はゼロベースから世界のトップランナーになることができたのか。半生とともに成功への「方程式」を紐解く。

あるべき姿を高める

現実を見極め、あるべき姿を定めたら、次は実現に向けた行動です。

コメント

注目のコメント

• キアラシ ダナ

  NewsPicks 記者

  ・2021年09月03日

  そもそも、頭の中に「なりたい姿」がないと何も始まらない。しかしながら、頭の中にモヤッとしたやりたいことが浮かんでいるだけでもまた、何も実現しない。では、どのように「考える力」と「動く力」を最大限するのか。
  
  第3話の課題方程式に続き、岡田CEO流の「実現方程式」をお届けします。
• 中野 香織

  Kaori Nakano Co.,Ltd. イギリス文化を起点に、ダンディズム史、ファッション史、ラグジュアリー領域へと研究対象を広げている

  ・2021年09月04日

  「いつか吉本新喜劇の舞台に立つ」という理想
  →東京の大学に来てしまう
  →環境庁
  →奈良県生駒市の市長
  →吉本新喜劇を生駒市に誘致
  →吉本新喜劇の生駒公演
  →舞台に立つ！！　（結果として実現）
  
  映画にしたいくらいの話ですね。理想に向けて直線コースではなく、たとえ湾曲していても高いレベルで考えて行動すると、結果として実現できる、という模範例のよう。
• 鈴木 一人

  東京大学 公共政策大学院教授

  ・2021年09月04日

  岡田さんとは昔からの付き合いであるが、行動の根本の部分にある哲学は感じつつも、それが上手く言語化されていて、やはりよく考えている人なのだな、と改めて思う。