マスク氏、エヌビディアによるアーム買収計画に反対-テレグラフ
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これまで、どのような半導体メーカーにもCPUやGPUのIPコアをライセンス提供してきたArmだが、Nvidia傘下に入るとこれまでのような中立性は保てるだろうか。この懸念がNvidiaによるArm買収に付きまとう。10年前にもアップルがArmを買収するという噂が立ち、やはり懸念を表明する業界関係者は多かった。しかしこの時は、ArmのCEOが断固として否定したために噂は鎮火した。
今回は、Armがソフトバンク傘下にあり、Nvidiaという1社の半導体メーカーの手に渡ってしまうことによる中立性の懸念である。ソフトバンクグループは、企業の中身はどうであれ売ったり買ったりするハゲタカファンドに成り下がってしまったように見える。せっかく手に入れたIoTやデータセンター用のプロセッサに使うために買ったArmを、WeWorkというシェアオフィスベンチャーに1兆円という莫大な投資を行い無駄遣いを助長した結果、SBグループが赤字に陥り、その補填のためにArmを売ることになったのだ。個人的にはArmの中立性を損なう今回のNvidiaによる買収はArmの力を削ぐことになると思う。