CEO就任から10年--ティム・クック氏がアップルにもたらした3つの変化
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Jobs氏がモノと体験をイノベーションしたのに対して、Cook氏は文化と価値をイノベーションしたと思う。
後者の変化を世界的に働きかけるのは、並大抵の企業やリーダーでは難しい。改めてすごい人だと思う。
注目のコメント
WWJD(What Would Jesus Do?)という略語がある。迷ったときとか衝動にかられたときに立ち返ってみる言葉的な感じだと思い、ラバーバンドをスポーツ選手がしていたりもする。
言うなれば、What Would Jobs Do?をするな、と伝えていたと。それぞれ違う個性なのだから。多くの人にとっては、Appleといえばスティーブ・ジョブズなのでしょうが、実際に経営者としてAppleの価値(時価総額)を飛躍的に増大させたのはこの人です。スティーブは新しいテクノロジーを生かした製品を生み出すことには素晴らしい能力をもっていたことは誰もが認めるところですが、経営者としての能力には疑問が無きにしも非ずでした。ティムにCEOが引き継がれるとき、スティーブが「スティーブならどうするかは考えるな」と明言して経営を引き継いだというのは有名な話です。