[東京 19日 ロイター] - トヨタ自動車が9月の世界生産を計画比で4割減らすとの報道を受け、19日午後の東京株式市場で自動車関連銘柄が値を下げた。トヨタだけでなく、ホンダや日産自動車、デンソーなども下落、輸送用機器全体では前日比一時3%超安となった。

日本経済新聞電子版は19日、トヨタが9月の世界生産を計画比4割減らすと報じた。世界的な半導体不足に加え、東南アジアで新型コロナウイルスの感染拡大が深刻になり、部品調達が停滞していることが影響したという。

7月下旬に策定した最新の計画では90万台弱の生産を見込んでいたが、50万台強に引き下げると伝えている。