中国、タリバンと「友好関係」発展の用意あると表明
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他の人頭悪いと叩くコメントがありましたが、
英米アングルサクソンのメディアがなんの証拠もなく競争相手に泥を塗るためのフィックニュースをまに受けるなんって、まず自分の頭悪さをわかって欲しい。
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今なおカブールにある大使館を開いているのは、ロシア、イラン、中国、パキスタン、トルコ、タジキスタンです。他の国は、大使館を閉鎖して脱出しました。
この中で、最もターリバーンとの関係が深いのはパキスタンで、次いで、ロシアとイランでしょう。パキスタンは、良くも悪くも長年の関係があり、関わらないわけにはいきません。
ロシアは、ソ連が長年アフガニスタンを占領していたこともあり、やはりそれなりの付き合いがあります。現在、最も積極的にターリバーンへの接近を図っているのはロシアでしょう。
中国は、この地域での経験が少なすぎます。ソ連を牽制したいなどの理由で、かつては細々とした関係がありましたが、むしろ近年は経済的な進出が主でした。ロシアのようにアフガニスタンとターリバーンについて長年研究してきたわけではないし、最近になって接近を始めたところです。
アフガニスタンは、まさに火中の栗なので、下手な深入りはリスクが多すぎます。ロシアはあえて火中の栗を拾いに行く国ですが、中国はアフガニスタンに深く関わる準備はできていないでしょう。中国からアフガニスタンへの接近は数年前から始まっていた。2019年に習近平主席がガニ大統領と会談した際には、一帯一路のもとでの協力プロジェクトに言及していた。中国はわずかながら新疆ウイグル自治区で国境を接しており、イスラム過激派が入ってくることは避けたい。パキスタンでは中国大使が標的と見られる暗殺未遂を受けたこともある。タリバンとの互恵関係は中国の国益。タリバンが全土制圧した後のゲームプランは事前に準備していたのだろう。
興味深いのは華報道官がタリバンに対し「開かれた包摂的なイスラム政権」の樹立に向け円滑な権力移行を進めるよう求めたこと。アメリカが作った力の真空を狙っているのはタリバンだけではない。中国外務省の報道官が、タリバンとの関係強化の方針を表明しました。先月、タリバン幹部を中国・天津に招いて、王毅外相と会談して、アフガニスタンへの経済支援と投資をすることを約束しました。背景には、アフガンと国境を接する新疆ウイグル地区へのイスラム勢力による悪影響を食い止める狙いのほか、対立を深める米国の「力の空白」を埋めて、その覇権を揺さぶる狙いがありそうです。