[上海 14日 ロイター] - 中国国営ラジオ局の中央人民広播電台(CNR)は、規制当局はオンラインゲームの審査を強化し、歴史を歪曲する内容のゲームは「一切容認しない」対応で臨むべきだとする論説記事をウェブサイト上に掲載した。

CNRの論説は、歴史を歪曲するゲームは若い人に間違った指導を与えるとしたうえで、例として南宋の武将岳飛を降伏者として描いたゲームを挙げた。

中国では、経済紙がオンラインゲームの中毒性を「精神的アヘン」と描写する記事を一時載せるなど、国営メディアがゲームやインターネットに批判的な記事を相次いで掲載。ゲーム業界が当局の規制強化の次の標的になるとの懸念が高まっている。