【総力】北京冬季オリンピックの新型コロナ対策に注目
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少なくともIT技術をフルに使って冬季五輪を開こうとしています。
防疫のやり方はどうかを別にして一生懸命にやっています。現在、北京にはほぼ輸入患者もいないし、地元患者もいません。
かつて用意したコロナ対策の医院も数千ベッドあり、現在一ベッドも使用していません。
ゼロまでコロナを殲滅したいという考えは、コロナと共存とはかなり違います。
患者が出ると地元の数十万人、百万人の人はPCR検査をして全員陰性だったら隔離政策を取らず、平常に戻る。陽性が出ると、いち早く隔離して出たところのビルなどは14日間同じく隔離する。見るととても厳しいですが、残りの数十万人、百万人は普通に暮らします。
日本ではとてもこのようなやり方はできないでしょうが。
全員PCR検査などはコストも高いですが、結局全体から見ると、こっちのほうが安いかもしれません。
社会はほとんど普通に運営しているし、患者が出たらPCR検査も無料ですが、自ら医院へ行き、そこで検査をうけると、医療保険以外の費用としてはやはり12元(約200円)は自費で出費します。
すくなくとも昨年1月から現在までの1年有半は北京は安全であり、五輪も開けます。東京五輪が一年延期になったことで、息つく暇もなく東京五輪へ。世界の注目は、今度は北京に向かいます。テクノロジーの活用はTokyo 2020 でも大きなテーマでしたが、そこで得られた知見は北京で生かされ、さらに効果的なものになるはずです。日本の組織委員会は、有効と考えられるデータを北京の組織委員会と共有して、より安心安全な大会運営になるよう全面的にバックアップすべきでしょう。データは適切に共有されて初めて価値を生み出すもの。その裏方としての日本の力に期待します。
北京五輪はデジタル五輪とも呼べそうです。テクノロジーを活用して、アスリートや関係者の症状をリアルタイムにモニタリングする。
それが本当に可能かどうかはわかりませんが、中国は、テクノロジーを活用してウイルスに対抗すると大々的に宣伝しています。
確かにウイルスと戦えるのは、ワクチンとDXです。