2021/8/11

【図説】孫正義が明かしたソフトバンクGの最新ポートフォリオ

NewsPicks編集部 記者
今や日本を代表する投資企業となったソフトバンクグループが、2021年4~6月期の決算を8月10日に発表した。
純利益は約7600億円と健闘したものの、昨年の同じ時期(2020年4~6月)と比べると、約4割減る結果だった。
今回、ソフトバンクグループの孫正義社長兼会長は、約1時間40分にわたった決算会見で何を語ったのか。今回公開されたソフトバンクグループの最新ポートフォリオをグラフとともに読み解いていく。
INDEX
  • 投資利益は1兆2600億円
  • 中国のIT投資「用心深く行く」
  • 中国株下落は「次の決算」に影響?
  • 孫会長個人で「自腹」2800億円
  • 未上場AI企業「全体の10%がSBG」

投資利益は1兆2600億円

まずは、今回の決算について簡単に振り返っておこう。
2021年4~6月の3カ月間
売 上 高:
1兆4,791億円(
15.6%↑
税引前利益:1兆2,924億円(
55.0%↑
純 利 益:7,615億円(39.4%↓
 *カッコ内は前年同期比