テスラ、電気ピックアップトラック「Cybertruck」生産開始を2022年に延期
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テスラは4-6月で過去最高の台数、過去最高の利益となり、CO2排出権収入を除いた利益も大きく伸ばしています。多少の延期は大きな影響にはならないと思います。
Cybertruckの購入希望者が100万件以上って、それだけでスバルとかマツダの世界販売台数並みです。
一方、テスラは中国での販売が米国を大きく上回っています。リスクは中国への依存度が高まりすぎていることではないでしょうか。
その意味でも、米国市場で売れるこのサイバートラックの意味合いは大きいと思います。今回はFordのF-150 Lightningが来春リリースを発表してるので、ズルズルと延期は続けられないですね。
しかもFordは全米50州にEV認定ディーラー2300カ所と、EV認定商用車センター644カ所を設置して顧客サービスを提供すると発表しているので、自社の聖域(CEOはカテドラルと表現してましたが)は死守する覚悟のようです。
SKIのバッテリーは後顧の憂いでもあるので、この世界初?のEVアフターサービス網はとても大事な取り組みだと思います。売ったら終わりじゃないのがOTAによるS/Wアップデートならば、サービス網によるH/Wメンテナンスについてもテスラは何らかの打ち手が必要になってくるでしょうね。
テスラとFordによる米国EVピックアップトラック戦争は、もしかしたら今後の分水嶺になるかもしません。漁夫の利で商用車おさえたRivianが抜け出したり、さらに大きな後顧の憂いを持つGMのハマーが逆転を果たすのか。