「ドラゴン桜」が書かない本当の日本の底辺 : 人類応援ブログ
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僕は中学・高校時代に学校や家にも帰れなくなっていて、学力的には相当低い時代があった。そこから学力的に大きく取り戻す為にはかなりの努力をしたつもりである。
ただ、僕の妹はもっと大変だった。その時期に僕が起こしてしまった事件を理由に小学校２年生からほぼ登校拒否に陥っていた彼女は学力を取り戻すにも、その基本となる小学校低学年以降の学力が積み重なっていなかった。
だから学校に戻った高校以降でも学力の復帰までに相当の時間を要した。３浪の末に大学進学した妹を見ていても、基礎学力の積み重ねがあればおそらく現役か一浪で大学進学は容易だったろうなと思うことが多い。底辺というのは学校教育の現場で可視化されるが、原因は全然別のところであることも多い。底辺を知っている自慢みたいなのはほぼ意味がなく、同様にそれを嘆くのにも意味がない。
それよりはひたすらに彼らの現状の把握の為のヒアリングと周辺調査を鐵知的にするべきだし、その後は不屈の闘志で彼らと向き合う以外ない。仮説検証と改善を繰り返す。ただし情熱だけは絶やさない。教育って改めてハードルの高い仕事だと思う。だからこそやりがいがあるのだけれども。
注目のコメント
これが本当なら詰め込み学習を止めてより自由になんて言っている場合じゃないな… 少なくとも今までの日本の教育は小中高校は英語を除くと世界でもレベルは高かった。大部分の問題は大学。ゆとり教育やAOとかは廃止して昔に戻すことも検討した方が良いくらい。これが本当ならだけど。
教育は国の根幹。こんなことが事実なら底辺を底辺だと笑ってられない。大至急対策が必要！ 何とかしないとなまず、【本当の底辺高校の子供たち】以降だけで良いです、この記事は。
学力の二極化･階層化とか、途上国と同じ問題を抱えている。何が言いたいかと言うと、ITx教育、EdTechブームの中、本当の底辺の人々は、そんなもん使わない、と。だからといって無視することはできない。本気で教育改革するなら、全層の囲い込みが必要。これは難しい、マジで。意外と最初だけ何か学ぶインセンティブを与えてみる、とか。そもそも勉強できない、底辺、とか言うことよりも、Sawayamaさんが仰ってるような各学年での定義付けはやってほしいところ。√の計算問題が出来るのは事前に問題と答えをセットで散々覚えたため、英作文が出来るのは洋楽を元にした英作文参考100文のリストをもらっているため&そもそも国語算数に比べスタート時期が遅かったので自主勉強の時間がとれたため、だと思います。
散々読みましたから、ドラゴン桜は笑
仮に本文が正しくても、ドラゴン桜の読者ターゲットは、物語に出てくるような生徒ではなく、田舎のちょっと勉強が出来る生徒と、そこそこの学校の先生だと感じるので、これでいいのではと思います。
