2021/7/30

【大型IPO】3兆円上場、ロビンフッド支えた「謎の投資家」

29日、モバイルの株投資アプリを運営するロビンフッドが、米ナスダック上場(IPO)を果たした。
ロビンフッドは株の売買手数料を無料にして、ゲーム感覚で投資ができる手軽さから、ミレニアル世代の圧倒的な支持を集めてきた。
ユーザーの口座数は2250万、預かり資産は約1100億ドル(約12兆円)となり、去年3月から約6倍に増加している。
写真:ロビンフッド本社より
しかし、IPOまでの道のりは険しかった。
今年1月、ゲーム小売り企業の「ゲームストップ」に投機マネーが殺到。サービス運営上、約3300億円の担保金が必要となり、資金がクラッシュしかけた。