フェイスブックが成長鈍化見込む、広告で「逆風」に直面-株下落
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AppleのIDFAルール改変は4月から各国で逐次適用されている、よって4-6決算には半分該当したか否か。逆に半分くらいは該当した可能性もある。無論世界のiPhoneシェアは半分よりずっと少ない。最も広告単価が高く従ってユーザ数では2割しかいないが広告売上比率では半分を未だに占める北米も含めてである。
次にコロナ影響というが、こちらも既に当四半期の後半では行動規制の開放は米欧各国で逐次始まっていた。またそもそも従来から喧伝されてきたコロナ回復後はDXの時計が逆戻りする、という論も、同社のみならずビッグテック決算全般を見ると必ずしもそうとも言い切れない。
特に中小規模事業者は広告効果が高く、固定費が小さいオンラインビジネスをコロナ克服後もある程度継続する可能性はあるかもしれない。
これら総合的に、広告鈍化を嫌気してというウォールストリートアナリストの分析が必ずしも正しくなく単なる一本調子株価の利食いという可能性も否定できない。18歳未満に広告ターゲティングできなくなりますが、その年齢層はそもそもあまり購買力がないので影響は少ないのではないかと考えているのですがどうでしょうか。ただ、Facebookもどんどん規制が強くなってくるなかで広告以外のクリエイターエコノミーと呼ばれるクリエイターのファンベースを活かしたビジネス展開(ファン課金型のビジネス)や仮想通貨、VRなどに注力していきたいのだと思います。
各メディアが広告以外の収益化を急ぐように、fbもインスタなどでのEC収益やフィンテック収益を強化していくはず。そして思ったよりは広告収益も落ち込まないのでは。