新着Pick
85Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
上海復星はビオンテック社の開発したmRNAワクチンについて「中国」での販売権を2020年3月に得ていた。ビオンテック社はファイザー社と世界中にmRNAワクチンを供給しているが、そのカバー範囲は「中国以外」。しかも合意発表は、実は上海復星の方がファイザーより先。その後、いつの間にか上海復星が台湾を含む「大中国市場」で販売権を持つという整理になっていて、台湾にmRNAワクチンが届かない事態になっていた。蔡英文政権は上海復星からのワクチン調達には消極的だった。

ここに財界の大物、TSMCと鴻海(ホンハイ)創業者のテリー・ゴウが仲介した形。上海復星の製造するmRNAワクチン1,000万回分を買い上げて、台湾の人々へ提供する。

日本だとTSMCは米国寄りというイメージだが、実際は、南京など大陸に多くの工場とサプライヤー群を抱えている。中国を簡単に切るという話ではない。中国と台湾の両方でビジネスをやってきたTSMCと鴻海ならではの動き。経済安全保障の複雑さを象徴する、とても興味深い動き。

(参考)
「大中国市場」という台湾排除の論理
https://toyokeizai.net/articles/-/436662?page=3
Hon Haiのテリー・ゴウ氏が設立する慈善団体などを経由することがポイント。
Hon Haiは、中国に大量に工場を持つ。TSMCも同じiPhone用サプライチェーンに入るが、TSMCは中国にも工場があるものの、大部分かつ最先端は台湾。それに対して、Hon Haiは中国が大部分で、それは組立部分だから。それを実現しながら、中国とHon Haiおよびテリー・ゴウ氏の相互依存関係はできている。

一方で、実際に打つのは台湾の方々。本件や、テリー・ゴウ氏などについて、台湾の方々はどういった所感を持たれているのだろうか気になる。
今回はいわゆる三角貿易で、ワクチン自体はドイツから台湾へ直送される形で、ラベル等も台湾向けにラベリングされるとのこと。
台湾の人々の抵抗感に配慮した立て付けになっています。元々上海復星醫藥もワクチンの提供自体は問題ないとしており、以外の交渉で時間がかかったのだろうと推察します。

上海復星醫藥が台湾エリアを含む販売権を持つと宣言し、台湾政府が直接動きにくい中、民間があいだに入った形です。
国際空間が狭い台湾では、民間が表に立つ動きが良く見られます。
メンツと実需の兼ね合いでの三角スキーム。

申し訳ないのですが、瞬間的に、パチンコの3店方式を彷彿させます。

中華圏という定義が曲者ですね。
あまり評判の良くない中国のワクチンを台湾の人は打つのでしょうかね。
ワクチン接種は強制ではないので希望者にしか打てません。
私のいるフィリピンにも中国のシノバックが入ってきていますが、ファイザーのワクチンが人気です。
2000万人ちょっとの人口の台湾で、1000万回分も接種する人はいるのでしょうか。疑問です。
蔡英文政権への批判が高まっている的なことが書いてありますが、今でも世界的に見たらコロナ優等生であることは間違いないですよ。ワクチン接種が遅れているのは、中国の妨害とかもあったのかもしれませんが、そもそもワクチンが必要ないくらい抑えられていたから。ワクチンないとヤバいというコンセンサスがあったコロナ劣等生とは全然事情が違う。