26日から接種証明受け付け 加藤氏、ワクチンで言及
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注目のコメント
米国での先行する経験からすると、ビジネス領域での接種証明書の存在意義は少なくとも国内的には一時的になる可能性が高いと思います。
ワクチンが広がっていく過程の移行期でこそ、イベント会場の安全性の確保や、ワクチンを受けるインセンティブの目的で機能しますが、一定以上ワクチンが広がり、多くの人が接種を受けた状態となると、一部の未接種者を確認するために全ての人の証明書を確認する負担ばかりが増え、負担がメリットを上回るようになり、廃止の流れになることが想定されます。
真の意味での「パスポート」として、国際的な往来には、(国家間の接種率のズレがある分)効力を依然として発揮するかもしれませんが、長期的な位置付けを心配される方の声は取り越し苦労となるかもしれません。社会経済を回復させる手段としてある程度は有効かもしれませんが、せっかく産生された抗体がどの程度の期間、有効なのか、ワクチン接種しても十分な抗体が作られていないなど、個体差が大きいと思います。
私の身近でも、ワクチン2回接種後1ヶ月程して、コロナに感染した方もいました。
アメリカでは3回接種を認めるような働きが既に始まっていると聞きます。季節性インフルエンザのように接種を定期的にしないと、いくらパスポートを所持してもただの紙切れにしかならない可能性もあるでしょう。今後の対応が気掛かりです。