2021/7/4

【初】究極の精度で睡眠を測る、東大発ベンチャーの全貌

NewsPicks 編集部(シリコンバレー支局長)
「睡眠」に眠るデータを掘り起こし、治療法が確立していない病気にアプローチするスタートアップがある。
東大医学部から生まれた、アクセルスターズだ。彼らが独自開発するのは、腕時計型のウェアラブル端末だ。
簡単に、そして正確に睡眠を測ることで、睡眠障害を伴う、うつ病、パーキンソン病といった、精神疾患の診断・治療に役立てようというのだ。
「中枢神経系の領域はまだまだ治っていない病気が多い。そこを何とかしたいという思いがあるのです」(上田教授)
注目すべきは、このウェアラブル端末の睡眠を測る精度だ。
アップルウオッチやグーグル傘下のフィットビットといったフィットネストラッカーとは一線を画し、その正確さは世界最高峰だと胸を張る。