都議選、自民が第1党奪還の勢い 都民ファースト後退か、電話調査
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今回の都議選は、小池知事と自民党の対立構図が際立った前回2017年と異なり、有権者の関心が然程高まっていない。小池知事が前面に出て選挙を戦う状況でもなく、結果として小池知事の支持が都民ファーストの会の支持にもあまり繋がっていない。知事の支持率は弊社を含め、各社調査で概ね5〜6割あるにも関わらず、都民ファーストの会への投票意向は1桁台〜10%強に留まっている。
前回、小池知事の勢いを引き継いで都民ファーストの会が大勝した背景には特に無党派と自民支持層、公明支持層、民進支持層からの支持の調達があった。
今回、知事と自民の間に対決ムードは殆どなく、公明は総選挙が近いためか自民との連携に回り、初めて都議選を迎えた立憲は共産と野党共闘のシミュレーションをしているような構図だ。加えて有権者の関心が高まらないとなると、都議会議員を選ぶ選挙であるにも関わらず国政選挙の構図が持ち込まれやすい選挙になる。分かりやすすぎるトカゲの尻尾きり…(苦笑)
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25日が都議選の公示日。支持率が低くボロ負け確定の都民ファーストの応援を放棄する口実作り。
体調不良で都民ファーストの応援行かない(自民党というか二階さんに対するメッセージ)→自民復党→総選挙は東京選挙区から立候補、の布石では!?
自身の権力を保つためには平気で過去の仲間を切り捨てる。まあ中々の人ですね。知ってたけどw
ちなみに今の情勢調査だと現有46議席が13議席まで減るという空前の大敗北。「小池旋風」はすでになく、前回大敗した自民党にとっては、どこまで増やせるかという戦いです。国政野党第1党の立憲民主党は候補者数を絞っているため、仮に全員当選してたとしても第1党には届かず、おのずと自民が第1党に返り咲く可能性が高いというのは、おおむね予想がつくことです。衆院選をみすえて協力関係を復活させた自公が過半数をとれば、小池知事としては都政運営のために自民党とも今後うまくつきあっていく必要があります。投開票まであと1週間。最終的には、有権者の一票の積み重ねが決します。
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☆都民世論調査―質問と回答〈6月26、27日実施〉:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASP6W7D20P6TUZPS003.html