2021/6/27

【DMM亀山】ワクチン職域接種を運営して「直面したこと」

DMM.com 取り仕切り役 会長
日本の新型コロナウイルスワクチンの接種率を高める切り札として期待されている、職場や学校での「職域接種」。
今月21日には本格的にスタートし、トヨタ自動車やソフトバンクといった日本の大企業が、続々と接種を進めている。
しかし最近になって、その勢いに水を差す出来事が相次いでいる。
22日には河野太郎ワクチン担当大臣が、「(職場や大学から)申請の中には、過大な接種量を申請しているところが散見される」と発言。このままだと余剰なワクチンが発生する恐れがあるとの認識を示した。
25日には、職域接種で使われるモデルナ製ワクチンの供給が追いつかなくなったことを理由に、新規申請が一時停止。現在まで、再開の目処は立っていない。
NewsPicksの連載「亀っちの部屋 Season2」でホストを務めるDMM.comの亀山敬司氏も、政府から発表があってすぐに、企業として職域接種を申請した。
しかし実際に運営しようとすると、思いもよらぬ「壁」に直面したという。
そこで今週の連載では、趣向を変えて亀山氏の単独インタビューを実施。職域接種を運営して見えてきたことや、ワクチンに対して不安を持つ人々に対してのメッセージが寄せられた。
*今回は記事のみの掲載で、音声は休載いたします。
DMM.com会長、亀山敬司氏(写真:遠藤素子)
INDEX
  • 職域接種を申し込んでみたが…
  • 思ったより人数が集まらない
  • 「取らないリスク」も存在する
  • ネガティブな事象に光が当たりやすい
  • 一度予約したら、会場に足を運ぼう

職域接種を申し込んでみたが…

──今日は久々の、亀山さん単独回です。
亀山 ちょっと伝えたいことがあって、単独にしてもらったんだ。コロナのワクチンのことなんだけどね。