[23日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者は23日、自身が率いる宇宙開発会社スペースXの衛星通信事業「スターリンク」について、キャッシュフローが合理的に予測可能になった段階で上場する考えを示した。

ツイッターへの投稿で「それより早い段階での株式公開は多くの痛みを伴うだろう」と述べた。また「テスラの長期投資家を優先できるよう最善を尽くす」とした。

スターリンクの新規株式公開(IPO)に関するツイッターユーザーの問いに答えた。このユーザーは、テスラの個人投資家に優先的に割り当てる考えがあるかどうかも尋ねた。

スペースXのグウィン・ショットウェル社長は昨年、スターリンクを分離してIPOを実施する可能性に触れている。

スターリンクは、数万基の低軌道衛星からなる通信網を計画し、全世界で高速インターネットを提供することを目指している。