[29日 ロイター] - 米アップル<AAPL.O>は、新型「iPhone(アイフォーン)」にモバイル決済が可能になるNFC(近距離無線通信)機能を搭載し、オランダのNXPセミコンダクターズ<NXPI.O>の半導体を採用する計画。英フィナンシャル・タイムズ紙が関係筋の話として伝えた。

NFC技術は携帯端末と他の機器の間のワイヤレス通信を可能にする。ユーザーはアイフォーンを決済ターミナルなどの端末にかざすだけで支払いが出来る。

アップルは、9月9日にカリフォルニア州クパチーノでメディア向けに「特別イベント」を開催するが、この場で新型アイフォーンを発表すると予想されている。

アップルからのコメントは得られていない。NXPセミコンダクターズはコメントを拒否している。