【命運】日本が「アンモニア」に賭ける理由
- CO2を出さない火力
- 日本の「職人技」が生きる
- アジアはアンモニアが合う
- 日本に残された「ナンバー1」
- 脱炭素は「儲かる」
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国内のCO2排出量の約4割は、発電時に発生します。中でも火力発電は、脱炭素の動きの中で、槍玉にあげられる存在です。
しかし、日本最大の火力発電会社「JERA」を取材すると、この流れはピンチではなくチャンスだと言います。
その切り札は、世界では全く注目されない「アンモニア」。これを燃料とすることで、火力発電でも脱炭素を達成できるそうです。
掘り下げると、日本ならではの強みがとことん活かせる発電方法であることが見えてきました。
臭いだけじゃない(笑)、アンモニアのもう一つの顔をぜひ覗いてみてください。
JERAは日本の発電事業者(電力会社)をリードする立場なので、石炭ー>アンモニア、LNGー>水素の転換は是非チャレンジして欲しい。
このアンモニアの技術、欧州などが大きく水素に大きく舵を切る中でのホワイトスポットで、Noxの処理含めて、技術で日本が優位に立てる可能性が高い。
また、依然として石炭火力が必要なアジア市場との親和性も高い。
ただ、過去半導体やソーラーで起こったように、「技術で勝ってビジネで負ける」事が多い日本なので、Noxを理由に規制で潰されないようにする政治的配慮は必要。
また「一人勝ち」は危険です。内燃機関(エンジン)からハイブリッドを飛び越してEVに動く欧米の自動車メーカーの動きがそれを証明しています。
日本の脱炭素をめぐり切り札として、にわかに「アンモニア」が登場しています。CO2排出ゼロのためにアンモニアを燃やすーー、突如登場したかのようなその新計画の実態に迫ります。
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