[ワシントン 2日 ロイター] - 米電気自動車大手テスラは、ブレーキ・キャリパーのボルトが緩み、タイヤの空気圧が低下する可能性があるとして、米国で約6000台をリコール(回収・無償修理)する。テスラが米運輸省道路交通安全局(NHTSA)に提出した資料で明らかになった。

2日に公表された資料によると、リコール対象は2019─21年の「モデル3」と20─21年の「モデルY」。今回の問題に関連した事故などは報告されておらず、必要に応じてキャリパーボルトの点検・交換を実施するという。

これを受け、テスラ株価は3.3%安の603.15ドル。