2021/6/4

【哲学】ピークを過ぎたベテランは、若手とどう戦うべきか

NewsPicks編集部

NewsPicks編集部

今週の「The Prophet」は、『藤井聡太論 将棋の未来』を上梓した、将棋棋士の谷川浩司九段のインタビュー。

昨日の前編では、かつて自身も中学生でプロデビュー、最年少名人獲得を記録し「天才」と呼ばれた谷川浩司氏が、いま将棋界に大ブームを起こしている藤井聡太二冠の強さを独自の視点から解説した。

【谷川浩司】伝説の棋士が見た「藤井聡太」、将棋とAIの未来

NewsPicks編集部

2021年06月03日

後編では、勝負師としての全盛期を過ぎたベテランがどのように若手と伍していくか、谷川氏の思いと葛藤が語られる。

INDEX

• 現在の将棋界は「研究」志向
• ベテランだからこそ抱く葛藤
• 50代で見いだした可能性
• 将棋人生をどう締めくくるか

コメント

注目のコメント

• 野村 高文

  Podcast Studio Chronicle 代表

  ・2021年06月04日

  一時代を築いた名棋士でも、必ず体力の低下に直面します。しかしその際は、ギアチェンジをして、ベテランなりの戦い方で若手に伍していく。ビジネスパーソンであっても、ずっと若い時と同じ働き方はできません。その意味でも学びが多いインタビューだと思いました。
• 佐藤 元則

  NCB Lab. 代表

  ・2021年06月04日

  記憶力の衰えをどう遅らせるか、それを何でカバーするか。将棋の世界だけでなく、ビジネスにおいても同じことがいえます。
  
  遅らせる方法はひとつ、日々頭を鍛えつづけるしかありません。自分で考える癖をつけること、受け売りをしないことです。
  
  何でカバーするかは、熟成度でしょう。
• 清水 勝彦

  慶應ビジネススクール 教授

  ・2021年06月04日

  谷川さんの言葉を聞いてミンツバーグ教授の経営の3側面、職人、アーティスト、科学者を思い出しました。若手経営者の台頭という意味でも将棋の世界と似ている一方、まだまだ経営は肩書がものをいう(だから会社を離れたとたん元気なくなる)世界。Stay relevantでありたいと、私も強く思います。