トヨタ、4月の世界販売倍増 85万台、半導体不足に懸念
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半導体にせよ、他の材料にせよ、不足する場合は生産が本当に追いつかない場合もあれば、これまでのOEMに買いたたかれてきた値幅を回復するためのサプライヤーの方便であることもあり、どちらに立つのかで随分景色が変わってくる。
今回はコロナ禍でテレワーク加速でDC用途も急拡大でそもそも需要が伸びた中で、一気低減した自動車と産業用のニーズが一気に急回復。各社車載産業を落としてDC通信に設備投資シフトしているが車載に急に振れません、中国勢買い占めで市場にもない、こんな感じかな?いたずらに台数を追わないと言っていたトヨタが、最近は数字を語り出しました。
マガジンxで指摘しているように好調に見える業績も足元で揺らぎが見えています。来週はトヨタの関係者と話す予定です。半導体不足で工場が減産すると他の部品が余ります。他の部品の生産を減らすと、今度は半導体が戻った時にこれが生産のネックになる恐れが出てきます。部品メーカーに在庫を持たせれば、この資金繰りも心配しなければなりません。
自動車産業は裾野が広く、経営基盤が強いところもあれば弱いところもある。しかしひとつでも不足すれば生産は止まる。計画通りに進まない時のダメージは、他の産業と比較にならないほど大きいです。このタイミングでトヨタが数字を公表するのは、下請けを安心させるためでもあるのでしょう。
それにしても、6月にヤリスの生産が止まるのはイタイ。