欧州コロナ状況改善、イタリア抑制策緩和 仏も検討
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EUではワクチン接種に目処が立ち、徐々に行動制限が緩和される展望が描けるようになりました。先日のECB理事会でのラガルド総裁の発言からも、EU当局者がそうした時間軸を共有していることが伺えます。
日本は欧米に比べ緩い行動制限でよく耐えてきました。然るに山は小さいわけですが、ワクチンの遅れが顕著。変な意味で、危機の裾野が長くなりそうで、嫌な感じがします。直接的な出口がワクチン、間接的な対処策は医療体制確保しかない中、どちらもない日本の状況が鮮明になってきました。イタリアは1月まで2021年に関しG7最低の成長率とIMFに予想されていましたが、4月に最低を脱しました。どこが最低になったのかは言うまでもありません。
驚きは、ポルトガルの状況だ。変異株による突然の感染爆発で、1月初旬からの1ヶ月で6000人近くの死者が発生し、周辺諸国に患者を受け入れてもらったり人員を派遣してもらったりしていたのに、なぜこんなに早く死者ゼロの日が来たのだろう???。