【伊藤羊一】どん底から這い上がって分かった「仕事の意味」
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Zアカデミア学長・伊藤羊一氏の連載第2回です。
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リーダーシップ育成を熱く語ると言えば、この人。Zアカデミア学長の伊藤羊一氏だ。
今年春から、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部の初代学部長に就任し、次世代育成にも本腰を入れる。
『1分で話せ』などの著作は累計65万部を突破し、「伝えるプロ」としての支持も集める伊藤氏だが、20代はつらい低迷の日々を送った。信条に掲げる「人は変われる」につながる仕事の哲学とは。(全7回)
■第1回 「伝えるプロ」がどうしても伝えたいメッセージ
■第2回 どん底から這い上がって分かった「仕事の意味」
■第3回 学びたい渇望が自分を変え、磨き上げる
■第4回 リーダーシップとは何かを体感した「あの日」
■第5回 正解が分からない状況で、何をするか?
■第6回 未経験の分野に恐れず飛び込める理由
■第7回 思いを言葉にし、行動を生み出し、日本を変えていく
注目のコメント
本気になれないダラダラと過ごす時期は、誰でも通る道であり、大切なのは本気スイッチをどのきっかけでオンにするかですね。私自身もダラダラな日々あったなと苦笑いです。
本気になれない時期があるからこそ、仕事の喜びを知った瞬間からもうそこへ戻りたくないと人は強く願うもの。だからこそ20代でまだ本気になれていない多くの方がいても大丈夫です。大切なことは、目の前に現れてくれたきっかけやチャンスをどう自ら掴むかです。
そして、経験がまだ浅い時ほど、人に頼って良いと気づかないケースも多いもの。人に頼るスキルは、経験が増え責任が増えるほど求められるスキルだと痛感します。「上司は顧客」と言ってらしたのはGunosyの福島さんですが、最終的には顧客の満足度が全てと思います。
それにしても、言い出してみたら、周りからサポートをもらえたことは大きかったのでは。不調だと自分の殻にこもりがちですが、組織に属する良さを活かすには、自分から助けをもとめることがまず第一歩。常にトップクラスに走り続けられている人は基本皆無だと思っていまして、人生紆余曲折やどん底はあるものだと思います。
最終的に50-60代で何者か誇らしく自分自身が思えればそれでいいのかなと思います。