【鳥貴族 社長】従来の焼鳥屋と差別化して、新しい市場を開拓
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「私は目の前のものが好きになっていくという特徴がありました」は大倉さんに限らず「私の履歴書」を読んでいると経営者の半分以上がそうではないかと思います。やってみることで、次が開けてくる。大倉さんの場合、大志があったので方向性が決まったのでしょう。ただ、「好きになれば必ず成功する」というほど甘くないというのが今回の話ですね。
鳥貴族ホールディングス社長・大倉忠司氏の連載第3回です。
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新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けているのが、飲食業界。中でも、酒類を提供する居酒屋のダメージは大きい。
業界に新風を吹き込み、1985年の1号店スタートから今や600店以上にまで店舗を拡大してきた鳥貴族も例外ではない。しかし、創業者の大倉忠司社長は、「ピンチをチャンスに変えてきたのが、鳥貴族の35年の歩みだった。このピンチをチャンスに変える」と意気込む。
顧客や従業員からの高いロイヤリティでも知られる鳥貴族。その強さは、どこにあるのか。(全7回)
■第1回 売上高96.1%減。焼鳥屋で社会を明るくしたい
■第2回 人より努力して働くことが、成功する道
■第3回 従来の焼鳥屋と差別化して、新しい市場を開拓
■第4回 全メニューを均一価格にした理由
■第5回 こだわるべきコスト、こだわるべきでないコスト
■第6回 人を大事にしなければ、会社は大きくならない
■第7回 コロナのおかげで第2の創業が始まった「儲け」をお客様に還元するのも、従業員に還元するのも、新規出店にあてるのも…色々な選択肢がある。
どの選択肢にも正解はないと思うが、なぜそうするのか、喜ぶ誰かの顔が浮かんでいるのか、信念がない決断は社員もみているし、離れる原因を作ってしまう。