【3分解説】「アリババvs政府」巨額罰金でも終わらない理由
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個人的に中国固有の話として理解しておく方が良いと
思うのは3点
①政府がイノベーション/ベンチャーと向き合う距離感は
「初期(雨後の筍)は放任」 (そもそも管理不能)
→ 「成熟期(上位数社に集約/兆円クラス)で規制」
②既存体制を揺るがす"第2極"は絶対に許されない
③「独裁 ≠ 民意無視」(寧ろ大義は常に問われている)
①はこれまで10年以上続いてきた傾向ですが、今回は
②の要素も組み合わさった(少なくともそう解釈される)
ため、世界的に大々的に扱われるトピックになりました
記事中にもコメントさせて頂いた通り、①が続く限りは
②があっても(遥か雲の上の話 & 寧ろ余白が出てくる)
イノベーションの活力が大きく減退はしないと思います
・少なくとも足元ではベンチャー起業家/VC、引き続き
ものすごく精力的で、ペースが緩む兆しを感じません
→ 個人的には①の前提が崩れることがあるとすると、
それが一番心配...
また③も大事な話ではあり、今のところは、本件は
消費者・中堅中小取引先・ベンチャー/VC等から好意的
に受け止められている論調もあることも、知っておくと
よいのではと思います
→ 今後②と③が相反するケースがある際に、どこまで/
どう②が強行されうるか、これはこれでまた要注視
かと思います良まとめ。終わるも終わらないも是々非々で続くのが規制行政。分かりやすく論じるなら米欧との対比でしょうが大雑把にその種類性質において今のところ大差無く、むしろ局所的にはEUの方が極端な制裁が散見される。
アリババが独占禁止法で3000億円という巨額の罰金を受けました。罰金の背景や、アリババvs共産党の今後の流れ、参加のアント・グループについて、必要な情報をサクッと抑えられるように、専門家からお話しお伺いしつつ、まとめました。
中国在住のベンチャーキャピタリスト、板谷さんのアリババの投資活動に関する話が大変興味深かったです。楽天証券の加藤嘉一客員研究員の人脈・取材力も素晴らしい。ぜひご覧ください。