ユーチューバーが払わなかった税金は、私たちが払うことになる──経済学者ガブリエル・ズックマン
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税の問題は非常に難しいと思います。
私は税の専門家として依頼者の利益を最大化するのがサービスだと思いますので、依頼者の事情に合わせて様々なタックススキームを考えます。場合によっては、税理士は依頼者に不利な選択をさせてしまうことで、賠償責任を負う可能性もありえるわけです。
一方で社会的に考えたときに、やり過ぎたタックススキームは、その分の税収を他の方が負担するという側面は少なからずあるわけですし、GAFAを代表するように国と企業のいたちごっこで社会的な問題でもあると思います。日本でも有名な武富士事件、という事件がありこれは還付加算金だけで400億円の還付がされており、これは国の税収から賄われています。
重なりますが、税の専門家として私は依頼者の利益を最大化することをサービスにします。もちろん法律のルールに則った範囲での話ですが、中には公平ではないと思われることもあると思います。ただ、これを説明しないのは専門家としてはあり得ないです。それを出来ないように毎年法改正が行われています。
税の問題は、ともすれば社会主義か資本主義かという議論にまで発展しかねないと思いますが、社会の仕組みにおいては当然重要な要素ですので、個人的にはもっとメディアなどでも議論されるべきだと思っています。
注目のコメント
高所得者により高い税率をかければ、国税庁で把握はするだろが資産を海外に移されるか、海外に移住されるだけです。
それよりも高齢者にかかる社会保障費を減らすことを考えた方がいいかと。
90年生まれの30歳の半数が100歳まで生きると言われている世の中ですから、高齢者から若者への富の再分配が上手くいかなければ、早晩経済が立ち行かなくなる。
上がりを決め込んだ御高齢の政治家は短期的な自分達の利得が生存理由ですから、難しいとは思いますが。個人的にはこのような核心と事実と現状を映し出している記事を出来るだけたくさんの人に共有、伝播されるべきだと思います。所得格差、残念ながらこれからの局面でどんどん広がる事が想定されます。情報や知見はさらに共有されるべきですし、ボトムアップが情報のインフラでなされればそこでようやく民主主義の基本原理が実行されると思います。米国のZ世代を中心に今は社会主義が広まりつつあるのもひとつの民意の新たな表れでもありますが。