2021/3/26

【独自】旧村上系ファンドが「地味なメーカー」に追加出資の理由

NewsPicks 経済記者
旧村上ファンド関係者が運用し、「モノを言う株主」として知られるエフィッシモ・キャピタル・マネジメントが3月24日、無名の国内半導体メーカーに対して追加出資をした。
シンガポールに本社を置くエフィッシモが〝触手を伸ばす〟のは、独立系の中堅半導体メーカー、サンケン電気だ。
エフィッシモは、2020年12月末、サンケン電気の株式9.97%を取得していた。
そして今回、公開買い付け(TOB)によって、持ち株比率は19.93%まで引き上がり、筆頭株主に躍り出た。
INDEX
  • なぜサンケン電気なのか?
  • 子会社が時価総額4900億円
  • 当初は「30%を上限」に設定
  • 敵対的買収ではないが...

なぜサンケン電気なのか?