2021/3/12

【3分解説】評価額6兆円。韓国のアマゾン「クーパン」って?

AlphaDrive / NewsPicks for Business エディター / コラムニスト
韓国のEコマース(ネット通販)最大手のクーパンが3月11日、ニューヨーク証券取引所に新規上場(IPO)した。
「韓国版アマゾン」と呼ばれるクーパンは、今回のIPOに基づく時価総額が、約580億ドル(約6.2兆円)規模になった。
時価総額では、NAVER(約5.2兆円)やカカオ(約3.7兆円)という韓国ITの2強を抜いた。
クーパンとは一体どんな企業なのか。3分でアップデートする。
INDEX
  • Q. クーパンはどんな企業?
  • Q. 業績は?
  • Q. ビジネスモデルは?
  • Q. 創業者ってどんな人?
  • Q.ソフトバンクGが出資?
  • Q.リスク要因は?

Q. クーパンはどんな企業?

A.配送と物流事業を積極拡大
クーパンのメイン市場は韓国だ。
その韓国のEコマース市場は、世界で4番目。5番目の日本より大きい(ユーロモニターインターナショナル調べ)。
クーパンは2010年にサービスを開始した。