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注目のコメント
シリコンバレーの中の世界はバブルで、だからこそ外の世界で何か起きてるのか、理解できなかったーー。
ストボウスキー氏のお話は本当に、「外からやってきたからこそ」わかる視点に溢れていました。シリコンバレーのVCの課題点として、有色人種、女性が少ないなどと言われていて、白人の男性以外の人を増やそうという動きが続いています。
ストボウスキー氏のお話には、「多様性」を持たせることの意味は、ビジネスにもプラスになる、という非常に大きな示唆があると感じました。
そして、「君には無理だ」と言われ続けて、「それなら自分が正しいことを証明する」と行動するところは、とても応援したくなるし、とにかく多くの方に知って欲しいストーリーです。
2019年にはZoomのエリック・ヤン(「まだ」2兆円企業だった時です!)氏に渡米した理由、そしてZoomを立ち上げた理由などを聞きました。
2019年8月
https://newspicks.com/book/1542/article/4115920?ref=book_1542
お二人のお話を聞くと、どう起業家の熱意から企業が生まれ、それを助ける同じ思いを持った人がいて、どう産業が作られるのか、その流れが立体的にわかります。最高に面白いインタビューでした。
Zoom創業者のエリック・ユアンの成功は、いまや有名になりました。かつて中国の山東省に生まれ、英語も喋れず、何度もビザ取得に失敗しながらも、アメリカに渡ってきた技術者です。
しかし、いまや10兆円企業となったZoomに、誰よりも先に目を付けて、株式の約10%(単純計算で時価1兆円)の巨額リターンを上げた、異端の投資家のストーリーはこれまで語られたことがありません。
それがサンティ・ストボウスキー氏(エマージェンスキャピタル)です。
アルゼンチン出身で、エリック・ユアンと同じように、シリコンバレーから拒絶された経験をもつ投資家のストーリーは、どのように稀代の投資を成功させたのか。アウトサイダーとして、どのように戦ってきたのか。
貴重なインタビューを、ぜひご一読ください。サンティの話を間近で聞いていて、この起業家のためになんとかしたい!という思いの大切さを改めて感じされられました。
記事でも触れられている通り、Zoomの当時の財務状況を考えるとエマージェンスからの投資を必要としていなかったかも知れません。しかしエリックはサンティの思いに惹かれ、投資を受けることを決めました。このエピソードは投資家こそが選ばれる側で、どんな貢献ができるかがすべてという点を物語っていると思います。
以前の企画でも登場したジェイソン・グリーンを始めとし、チーム全員が起業家への貢献を第一に考え、組織としてサポートできる仕組みを作っているVCがエマージェンスです。ぜひ多くの方にこのファンドのことを知って欲しいですし、今回のエピソードが日本のVCの発展のきっかけになることを願っています。