既報の報道機関との提携に対する対価は最低でもそのくらいになるだろう、と発表した　https://about.fb.com/news/2021/02/the-real-story-of-what-happened-with-news-on-facebook-in-australia/　に過ぎずニュースバリューはありません。

既にその潮流は止まりませんが、テレビやラジオのように流れてくる情報を「passive」に受ける時代から、webベースでユーザーが興味ある情報のみを「active」に集める時代への変化を感じます。NHKで番組を作っている友人も言っていましたが、テレビやラジオもその潮流の中で、どのようなコンテンツならばメディアとしての意義を主張できるかを真剣に考えなければならないと。「各々が自分の興味ある情報のみを取り続ける」ことによって、興味ある分野への造詣が深くなる一方、興味ない分野は（ニュース表示のレベルでも操作されているので）視界にも入らないという、情報の正のフィードバックが加速した結果、近い将来に、個人の知識、人類全体の知識にどう歪みが生じるのかに、個人的には興味があります。

Facebookが今後3年間で少なくとも10億ドル（約1千億円）を報道業界に支払う計画を発表。米英では新たなニュースサービスを展開しており、そのサービスに支払われるものだと思われます。