池尾和人氏が死去 経済学者、慶応大名誉教授
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偉大な方が亡くなりましたね。
経済関係の本って、どうしてもスッと入り込めるものがない中で、新書の「現代の金融入門」は、「そうか、どの時代を切っても、「金が余っている人」と「金を必要としている人」が存在するのか」というように初めて「理解できた!」と思えた一冊だった。
ご冥福をお祈りします。
注目のコメント
約30年にわたり、さまざまな場所でご指導を頂いてまいりました。
常に本質を突いたご議論を展開されるとともに、フランクなディスカッションを通じて、我々を問題の本質に導いて頂きました。
個人的には、金融制度の再考やLIBORの見直し作業でご一緒し、ご高説を賜ったことが、今でも強く印象に残っております。
ありがとうございました。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。巨星墜つ。
1999年から19年間、同じ学部で同じ分野の教員としてご一緒させて頂きました。2004年度からは共同で企業金融論を担当し、池尾先生がたずさわられたコーポレートガバナンスコードの策定など、リアルタイムで、わが国における企業金融や企業統治の課題に向き合う機会を頂きました。池尾先生が日銀審議委員に推薦されるとの新聞辞令を受け、内輪でフライングの前祝いをしたり、2018年3月の慶應での最終講義の際にパネルディスカッションを企画しモデレーターをさせて頂いたことが、まるで昨日のことのようです。財政投融資などで政府の審議会での委員もご一緒したり、深く議論させて頂いたり、大変お世話なり誠をありがとうございました。
謹んでお悔やみ申し上げます。時々学部の授業にお邪魔してランチをご一緒させて頂いた楽しい思い出が残っています。数々の審議会でも、いつも切れ味の素晴らしい座長ぶりを発揮されていらっしゃいました。明晰かつ優しいお人柄、今はただショックです。本当にお世話になりました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。