2021/2/17

【独占】経営トップが語る「ロイヤルHD×双日」の裏側

NewsPicks 記者
2月15日、ロイヤルホールディングスは大手商社の双日と資本業務提携を発表した。双日は、ロイヤルの株式の約13%を取得する予定で、これにより筆頭株主になる見込みだ。
外食企業の優等生とされてきたロイヤルが、商社からの資本を受け入れるという事実が、新型コロナウイルスの影響の大きさを物語っている。
多角化経営を推進してきたロイヤルの事業は、外食、社員食堂、機内食、ホテルなどから成る。
複数の事業を保有してリスク分散をしてきたはずだったが、全て「人の移動」を前提としており、コロナの影響をモロに受けた。
2020年12月期の売り上げは843億円で前年比40%減、営業利益は193億円の赤字で、厳しい戦いを迫られている。
そうした中、なぜ双日との資本提携を決めたのか。2度目の緊急事態宣言の中、経営トップは今後の戦略をどう考えているのか。
菊地唯夫会長に話を聞いた。