GDP 去年1年間で-4.8% リーマンショック翌年以来の落ち込み幅
NHKニュース
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注目のコメント
視点を変えてコメントさせて頂くと、昨年、四半期の数字ごとに「前期比年率」で派手なヘッドラインを乱発させたことが如何に無意味だったのかこれではっきりと分かると思います。1年では▲4.8%。もちろん、大きな落ち込みですが、ン10%の増減で何十年ぶりだと大騒ぎしていたことは、耳目を引く以外の価値はなかったということで良いと思います。
年後半の回復力が強かったため、2020年の成長率は予想よりもマイナス幅がやや縮小した格好です。10~12月期も事前予想を上回る高成長でした。ただ、足元進行中の1~3月期はその大半を打ち消すほどのマイナス成長が見込まれているので、今回のGDP統計のニュース性はそれほど大きくないと思います。1点だけ指摘するとしたら、設備投資が予想よりも上振れたのは明るい材料だと思います。設備投資は緊急事態宣言の影響をあまり受けていないと考えられるので。
リーマンショック時は供給が死んでいなかったので、需要を刺激すれば良かったとも言えます。
片やコロナショックは、供給を殺してしまった側面も強く、さらに需要も行動制限のために刺激しようがないという性質の違いがあります。
数値の印象以上に、コロナショックの方が深刻な性格を持っています。今後、パンデミックのたびにこのような行動制限+財政金融のフルスロットルをするのか、今回の騒ぎが単なる資源の浪費ではなかったのか、後日、国際的な検証が待たれます。