[ニューヨーク 10日 ロイター] - 米配車大手ウーバー・テクノロジーズ が10日に発表した2020年10─12月期決算は、新型コロナウイルス感染拡大を受けたロックダウン(都市封鎖)で需要が伸び、料理宅配サービスと配車サービス事業が好調だった。

調整後の利払い・税・償却前損益(EBITDA)は4億5400万ドルの損失。損失はリフィニティブがまとめたアナリスト予想の5億1400万ドルほどは膨らまなかった。

売上高は31億7000万ドル。主に配車サービス事業で構成するモビリティーレベニューは14億7000万ドルと、前年同期比では52%減少したものの、前期比では8%増加した。

米国を含む多くの国でロックダウン措置により飲食店などの営業が停止されたこと受け、料理宅配サービス「ウーバーイーツ」も好調。デリバリーレベニューは約13億6000万ドルと、前年同期で約3倍、前期比で19%増加した。