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145カ国にワクチン供給開始へ 途上国にも無償供給の国際枠組み

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    専修大学 商学部教授

    「無償供給の国際枠組み」COVAXとは、高・中所得国が、開発や製造設備整備に使う拠出金を貧困国の代わりにCOVAXに支払い、国際的に公平なワクチンの普及を行うという仕組みです。

    ウイルスの対策は世界的に取り組まないと意味がないとの考え方から、その解決策の根幹であることは間違いありません。一方で、先進国同士のワクチンの取り合い問題と、この議論が別世界で行われていることに違和感があり、本質的に国家や企業は「倫理と契約のどちらを優先するか」の話なので、今後のビジネス・ケースや政策事例の研究として、非常に深みのある題材になるでしょう。

    医薬品企業でも、発展途上国に対して支援的な枠組みを取り入れてきました。HIV治療薬のケースでは、先進国では高額でしか販売されない治療薬を、貧困国では驚きの安値で供給しています。研究開発コストは貧困国の売り上げからでは回収できませんが、先進国の国民への売り上げから回収できます。製造原価が低いから可能になる仕組みです。一方、製薬企業を悩ませるのは、「並行輸入」=「安い国で買って、高い国で売る」ビジネスの存在です。

    今回のワクチン供給では、供給した国での確実な実施が絶対条件です。厳重な警備体制のもと確実な実施をするところまで各国任せにしないで行わないと防疫効果がないばかりでなく、大問題発生が想定されますので、注意が必要だと思います。


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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    自国のワクチンの確保に各国が奔走する中、パンデミックの収束と各国の経済活動の改善に向けて最も大切なことは、世界中の高リスク人口をまずワクチンでしっかりと守ることです。

    仮に局所的にワクチンが一斉に広がって全国民がカバーされても、世界のどこかで感染流行が起こりつづければ、やがてはまたウイルスが新たな変異を獲得し、ワクチン接種の上でも感染がまた広がるようなイタチごっこになる可能性がより高くなります。

    COVAXの取り組みは、そういった点で最も大きな鍵を握ると考えます。


  • QQEnglish 代表取締役

    途上国に無償供給は嬉しいニュースです。
    私のいるフィリピンでもワクチンを受けられる人とそうでない人で差が出てしまいます。
    途上国は先進国のようにワクチンを無料で接種するというわけいかないので、国際的な枠組みが必要です。
    結局、世界で新型コロナウイルスを撲滅させないと解決しないので、世界的な視野で考える必要があります。


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