米アップル、EVで起亜と提携 36億ドル投資へ=韓国メディア
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韓国メディアによるスクープ。当初、噂に出た現代自動車ではなく、傘下の起亜と組む可能性が高い見通しが流れ続けており、同社は年初以来20%近く株価が高騰してきた。
米国ジョージア工場で2024年にも10万台(将来的に40万台)から生産を開始という憶測報道であるが、更に情報が具体化しており信憑性が高まってきている印象だ。17日までは少し時間があり、これから打ち返しの報道合戦が始まるだろう。
EV(電気自動車)xAV(自動運転車)として最終的に完全なIoT端末としての移動体をアップルは目指すことになる。ただし、その完成形は2030年代の話となるであろうから、初代は起亜の車台をベースとするL2+となるのだろう。36億ドルも出資するわけであるから、起亜の技術を用いることは間違いないだろう。今後、伝統的自動車OEMとIT企業の連携が強い流れになってくる公算が高い。すなわち、連携しなければ目指すCASE革命は成立できない。以前コメントしましたが、起亜のEVプラットフォーム「E-GMP」のバッテリーサプライヤーはLGなので、Apple Carの車載電池もLGになる公算が大きい。
もしApple Carの車載電池がLGになるとすれば、LG製の車載電池を搭載している起亜と同グループの現代自動車のKonaの火災事故は、原因が究明されて、対策が取られるということなのか。
(ご参考)https://newspicks.com/news/5301845
もしAppleが、EVのコスト面だけで起亜に出資を決めたとすれば、Konaの火災事故の結末が大いに注目されることになりそうです。
追記
以下の記事を見ると、SKとCATLがE-GMPのバッテリーサプライヤーのようですね。LG外し。
https://newspicks.com/news/5588918
(以下、一部抜粋)
>現代車グループ専用電気自動車プラットホーム「E-GMP」第3次分として納品するバッテリー企業が、SKイノベーションと中国CATLに圧縮されている。
>部品業界によると、E-GMP第3次分に関連し、SKイノベーションとCATLがバッテリー部門優先交渉対象者に含まれた。
>これに関連し、匿名を求めた業界関係者は「SKイノベーションがメインベンダー(主要供給会社)、CATLがマルチベンダーの役割を担うようだ」と話した。アップルが今まで作ってきたパソコン、電話、イヤホン、タブレットなどの情報系製品と比べて著しくメカニカルなコンポーネントの多い製品だけに、とても大きな挑戦。車会社じゃない会社のブランドが車で成功したケースはないですよね。Willとか、あったけど。単純にリンゴマークの車が走るということではないのかもしれない。
日本ではKIAは全く走ってないけれど、アメリカのレンタカーだとトヨタとおんなじくらいよく見るメーカーですね。