新着Pick
152Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
衝撃的な数字。少人数学級化の政策はこの教員採用難とセットで考えないとまずいです。質の高い人材確保が不可能になってきているわけです。

なんせみなさん、倍率1.4倍ですよ(佐賀県・長崎県)。
企業などで採用に関わったことのある方には、この数字のヤバさは明らかだと思います。
文科相のイメージ改善が重要というコメントがありますが、そんな牧歌的な対策で解決できるレベルの話ではすでにありません。

対策の方向性は大きく3つです。

①教員免許や採用方法は変えないが条件を大きく改善する
簡単に言えば給与の大幅アップや労働条件の大幅な改善です。
働き方改革は進めなくてはなりませんが、全社の給与大幅アップは一部の財源に優れた地域(おそらく東京都と政令指定都市くらい)を除くと現実的ではありません。

②外部人材が教員になりやすい新制度を策定する
教員養成課程で単位を全部とって教員になるという負担を軽減すれば、教員になる間口はもっと広がるはずです。特に民間企業にいて教育にも興味ある層や教員志望の大学生などを学校にもっと引き込む方策を考えた方がいいです。ここは抜本的な解決にならずとも、絶対やった方が良いポイントです。
ちなみに各地での実際の解決策としては、退職教員の再雇用が多く、新規採用だけにはすでに頼っていません。

③教員の数を減らす
一部の自治体の現場からすでに聞こえてきている声です。質の低い人を無理に採用する方が今後問題が起きる可能性が高い。であれば、力のある先生が多くの子どもたちを一度に教えた方がいいという考えです。では、浮いた教員の人件費をどこに使うかというと、上記の外部人材やEdTechの活用です。
実際、AIドリルを使った方が知識習得や学習効力感の面では、時間的にも成績の面でも良い結果が出ているデータが各所で出てきています。

長くなりましたが、それほど深刻な話であって簡単に解決できる問題ではありません。教員免許・教員養成課程・採用基準など、どの制度も社会実態に合っていません。そこにメスをいれな限り、状況が改善することはないでしょう。
これで公教育は少人数制を目指すという話が一方で進んでいるようですが、実現可能性と勝算はある話なのでしょうか。先の児童手当廃止と良い、戦略と戦術の捻じれが非常に目立つのが気になります。
35人学級を進める上でのボトルネックになります。
最早、競争試験が成立していないので、質には眼を瞑らなければならない状況です。

供給や働き方を改めなければ、魅力を感じてもらえません。聖職からの脱皮が必要です。
同時に、子どもの成長に関わる全てを学校に丸投げする地域や保護者も認識を改める必要があります。
学校の働き方改革は、学校だけではできませんし、地域や保護者が教員と協力して子どもの成育環境を整えることが、地域や子どもの未来を明るくします。
改めて、時代に応じてチャンスは変動するんだと思い知らされます。

目指したのは高等学校の地歴科教員ですが、私は教員になれなかった口です。
努力不足といえばそれまでですが、ロスジェネ世代はなかなか大変だったんです。
教師は大変な仕事です。だからこそ神聖で、価値がある。
大変な仕事だというイメージを払拭するのではなく、仕事をやりがいで選ぶ環境を作ることこそ求められています。
これは由々しき事態。自治体によってはむしろ落ちる方が珍しいのか。教員の倍率が下がるという事は質の低い教員が量産されるという事。未来を担う人材を育てる場がこの状況。危険すぎる。福岡は1.5か…。
低賃金、重労働、重責任。まともな人材がなりたがる道理がないです