フランス、EU域外の出入国禁止 コロナ変異株対策、ドイツも
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注目のコメント
>専門家らは3度目の終日外出制限の導入は避けられないとの見方を示すが、カステックス首相は「まだ回避のチャンスがある」と述べた。
この辺り、社会のテンションがかなり上がっており、政治が危機感を持っている様子が垣間見れます。コロナで死ぬのか、社会経済が死ぬのかの二項対立に陥っている感もあります。後者が勝り爆発すれば、感染対策も何も無くなる。
ウィズコロナでバランスを取らざるを得ない、その中でバルブの操作を政治が試みている。他にも、何とかロックダウンを免れるようにする措置が取られている。たとえば、31日(日)から、20000平米を超える非食品ショッピングセンターは閉鎖となる。ちなみに、ドイツが入国禁止にした国には、アイルランドやポルトガルも含まれる。
何度かコピペしてますが、欧州の幾つかの国の100万人辺りの新規感染確認数のグラフです。
https://ourworldindata.org/coronavirus-data-explorer?zoomToSelection=true&time=2020-08-01..latest&country=GBR~DEU~ESP~ITA~IRL~FRA®ion=World&casesMetric=true&interval=smoothed&perCapita=true&smoothing=7&pickerMetric=total_cases&pickerSort=desc
スペインがピークアウトしてくれれば。英国とアイルランドの乱高下の凄まじさを見てください。
フランスですが、数字的には11月にガツンと落ちて、12月以降は緩慢に増加を続けています。英国やスペインのような急増を経験していないのは現在の規制が上手くいっているのか、これから急増が来るのか、何れにしても当局がピリピリとしているところです。
今回の発表ですが、記事には書かれていない点として日曜日から大型商業施設の営業が再度停止となります。
当地での感覚として感染者が急激に減少した11月とそれ以降の大きな違いとして商業施設の再開があります。基本食料品スーパーだけが営業できたのが12月には広い分野の商業施設が営業を再開していて、事実Galeries Lafayette等の大型デパートやレアルのForum等のショッピングモールもクリスマスシーズンの買い物は盛況でした。
現在も午後6時閉店ながらこうした大型施設は営業を続けていたのですが、これが再度閉鎖となります。
10月末の政府の説明では11月中に引き締めて12月から徐々に制限解除する予定でしたが、感染者数が増加に転じたことから解除は延期され続け現在はむしろ徐々に強化されつつあり、11月の制限に近づきつつあります。