コロナ休業支援、申請期限延長へ 厚労省、3月末で調整
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これは実態としてほとんど執行されていない点(※1)にも触れるべきでしょう。執行されていない原因は、主に周知不足であり、次点として手続き(※2)が煩雑であることです。
実際の手続きは、事実上、勤務先による協力が必須です。一応、勤務先からの協力がなかったとしても、申請自体はできるような仕組みになっていますが、その場合は、役所からのヒアリングが勤務先に入るようになっています。
労使間の関係が良好であれば勤務先からの協力が得られるでしょうが、そうでない場合は、「役所からのヒアリング」が勤務先にあるような手続きを、一般の労働者がそうそう利用するでしょうか?
少々コストがかかったとしても、すべての申請について「役所からのヒアリング」を前提とした制度とするか、または勤務先からの協力が一切なくても手続きができる制度とするべきだったのではないでしょうか。
※1 https://newspicks.com/news/5573172
※2 https://www.mhlw.go.jp/stf/kyugyoshienkin.html雇用調整助成金の裏返しの制度というか、
雇用調整助成金の恩恵を受けられない労働者を救う制度なので、
雇用調整助成金のコロナ特例と同じく延長となるのは
自然な流れでしょう。