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トップの長期コミットが特に必要な戦略と思いますので一朝一夕で真似できないですよね。オーケーさん、コスモス薬品さん等オーナー色の強い会社が採用しているケースが多いのも無関係ではないように思います。
(ユニクロさんはチラシと価格の上げ下げを巧みにやられているので会社全体の政策としてEDLPではないような…)
記事にもある通り、安いのは一部だけで本当に欲しい他の商品はむしろ高かったり。
オーケーが標榜していた「正直経営」は、品質も含めて曝け出すことで、消費者との信頼関係を構築するという、素晴らしいマーケティングが為されていたと感じます。
継続的なEDLPが成立するためには、このユーザーとの信頼関係がベースに必要なのでは、と思います。
食品は購買頻度が高いし、毎回同じものを買うモノもあるだろうが、値段や気分で同じカテゴリーでもどれを選択するかが変わりやすい。だからメーカーはCMで訴求する。一方で、消費者はほかのモノと併せて買うので、共働きなど忙しい時代になればなるほど、どこが安いかを比較するより「大体いつも安い」という店に比較せずに行く時間利便性が高まる。だからEDLP戦略がより受け入れられていると思う(EDLPではない広告で目玉商品を作るのはハイロープライスといわれる)。モノの選択は依然広告含めて重要だが、同じモノをどこで買うかの時間価値は減ってきている。
そして、それで広告費を割かずに安定的な顧客基盤を作ったうえで、PBや消費財などの高粗利率商品も併せて買ってもらえると、粗利率向上になる。このような形で全体の商品ミックスを整えて儲けにつなげる。コスモスは食品売上がたしか半分くらい(あとはクスリのアオキなども同じモデル)だが、ここまで行かなくてもドラッグストアで食品・飲料が安いのは、医薬品や化粧品などが高粗利で、それをその店で買ってもらうために低粗利商品があっても成立するから。
なお、自分はユニクロはEDLPではないと思っている。EDLPは同じ商品が色々な店で売られていることを基本とすると思い、ユニクロの商品はユニクロでだけ。またチラシも打っているし、値段も結構変える(毎日変わらぬ低価格、ではない)。ベーシック製品が中心で、それを高品質大量に販売しているが、似て非なるもの。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A5%E7%BE%8E%E4%BF%8A%E4%B8%80
他方で買い物は楽しみという面もあるので、そうした演出を価格以外の面でどうやって作っていくかがEDLPに対しての課題だと感じます。旬の品物の販売やコンビニの期間限定商品などでどうやって今、訪問する理由を作れるか、そうした工夫で差がつきますね。
ユニクロもEDLPだとしたら、ニトリやワークマンもそうなってしまいます