急拡大のポッドキャストが「音楽業界の敵」になるというデータ
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完全な数字遊びに思える記事です。このような単純な計算ではPodcastの未来を予測することはできません。
全体の数字から、特定の人たちが、音楽ストリーミングからPodcastに移行したか否かはわかりませんので。
こういった記事に惑わされないことが大事ですね。
(以下、記事中から引用)
平均的なポッドキャスト番組の長さは約43分で、平均的な楽曲の長さが3分30秒であることから、ポッドキャストは1番組につき、12曲の音楽の再生時間を奪うことになる。つまり週にポッドキャストを7番組聞く場合、84曲分の再生時間が奪われることになる。ここに1億をかけると84億曲になり、週あたりのストリーミングの再生回数の約半分となる。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
注目のコメント
統計は米国のデータでしょうか。ポッドキャストが伸びてストリーミングの競合になること自体は音楽業界にとって刺激になるので良いのでは。ただ単に音楽をストリーミングプラットフォームに出せば良い、という現状から、もっと積極的にリスナーに訴えてくるような配信の仕掛けがでてきても面白いと思います。
個人的にはラジオが大好きなので、radikoのプレミアム会員になり全国のラジオ番組を聴くようになりました。たしかにラジオは声の温もりも感じられて知らない音楽に出会えて、ストリーミングを機械的にかけっぱなしにするよりも自粛期間を和ませてくれる気がします。音声による可処分時間の奪い合いが本格化してきたということでしょうか。
日本は車文化ではないのでアメリカほどの状況にはならないと思いますが、日本でも様々な音声プラットフォームが出てきていますし、コンテンツ配信者も増えているので一定の音声情報コンテンツの需要は高まってきそうです。「聴ける」時間は限られていて、そのシェアの奪い合いが起きているというお話し。今までは聴くといえば音楽でしたが、オーディオブックなども台頭してきていますし…機械で「聴く」を対象とした競争はさりげなく激化しているということでしょう。
「リアルで聴く」は、わざわざ出向いて聴く行動で、ながらでも聴ける「機械で聴く」とは市場も違う…そう考えると配信とリアルはやっぱり全く別の商材だなぁと改めて思います。