エアビー株が続伸、過去最高値を記録-時価総額1000億ドル突破
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株式相場は、時に過度な将来期待を織り込んで動く傾向があるとはいえ、ワクチン の効果による旅行需要の回復については楽観的な見方が広がりつつあることが見てとれる。ワクチン効果が顕在化するタイミングについて、接種の遅れなど足元の課題はあるものの、年後半には明らかに局面は変わってくるということだろう。
その恩恵がロケーションや形態における多様性が特徴である「民泊」に、もたらされる可能性がある。日本の観光業においてもそれを見据えた準備をしておくことが必要で、それを支える政策対応も、これまでのGoToトラベルに限らず柔軟な視点で議論し、来るべきタイミングに備えておく必要があるということだろう。ベースには、今がコロナ禍で最悪だから、今後は良くなるだろうというワクチン接種拡大に対する経済の先行き期待感による株高があると思いますが、それ以外には、
・アメリカでもリモートワークが通常装備される中で、昼間の需要もありそう
(ホテルよりワークプレイスが充実した、サードプレイスとして)
・ホテルや一般の宿泊施設に比べて、ヒトとの接触がない(デジタルキーなどで勝手に入って勝手に滞在スタイル。フロントもなければ、レストランもないので、スタッフや他の客と会う比率も低いからコロナ向き。
・密集を避けて、今まで人がいかなかったような場所にも滞在ニーズが発生すると、いきなりホテル建設などができるわけないので、民泊の需要がさらに増す
・旅行需要は消滅はしないので、リバイバル需要、リバウンド需要がすごい
・ワーケーションのような長期滞在は、民泊スタイルのほうが好まれる(家のように滞在できたり、キッチンで料理できたりする)
など、コロナ禍は、エアビーのような民泊事業の株価にはプラス材料をもたらしているように思います。上場後に長らく株価が低迷していたウーバーも足元で最高値圏にあり、時価総額もエアビーと同じく1,000億ドル強。今後どちらがシェアリンクサービスで最も高い企業価値となっていくのか。個人的にはエアビーに1票! #米国株 #エアビー #ウーバー